2017年12月23日
感情かくれんぼ
匣庭の中で、かくれんぼ。
知りたくない感情を四隅に隠して、
鬼の声を聞いている。
「もういいかい?」
「まぁだだよ」
「もういいかい?」
「まぁだだよ」
「もういいかい?」
「もういいよ」
隠していた感情を鬼が見つけて、
目の前で示唆したとしても、
私は「知らないよ」と言い張るだろう。
知りたくない感情を四隅に隠して、
鬼の声を聞いている。
「もういいかい?」
「まぁだだよ」
「もういいかい?」
「まぁだだよ」
「もういいかい?」
「もういいよ」
隠していた感情を鬼が見つけて、
目の前で示唆したとしても、
私は「知らないよ」と言い張るだろう。
Posted by 紫風子 at 11:00
│詩 ( poem )