2017年03月07日
溜め息
夕焼け空を眺め、何故か漏れ出る溜め息。
心の翳りと相対せざるを得ない憂鬱。
煙草の箱を覗き、心許ない本数を確認。
財布の中身を確認し、もう一度、溜め息。
幸せが逃げてゆくわけじゃない。
不幸が寄って来るわけじゃない。
ただ、ただ、軽い気持ちで漏らした溜め息。
絶望に暮れたつもりになれば少しは楽だから。
性行為よりも接吻が好きだと告げたことがあった。
その時、君が浮かべた失望の顔を覚えている。
そんな懐かしき思い出を振り返り、溜め息。
溜め息。
溜め息。
漏らし続けて、喘ぐ息。
送り仮名を消したら『喘息』。
咳き込みながら溜め息を漏らそうとして、失敗。
心の翳りと相対せざるを得ない憂鬱。
煙草の箱を覗き、心許ない本数を確認。
財布の中身を確認し、もう一度、溜め息。
幸せが逃げてゆくわけじゃない。
不幸が寄って来るわけじゃない。
ただ、ただ、軽い気持ちで漏らした溜め息。
絶望に暮れたつもりになれば少しは楽だから。
性行為よりも接吻が好きだと告げたことがあった。
その時、君が浮かべた失望の顔を覚えている。
そんな懐かしき思い出を振り返り、溜め息。
溜め息。
溜め息。
漏らし続けて、喘ぐ息。
送り仮名を消したら『喘息』。
咳き込みながら溜め息を漏らそうとして、失敗。
Posted by 紫風子 at 17:50
│感 ( sentimental )